到達した翌月、月末には6万円届きませんでした|4,125万円を維持できたか【2026年8月】

月次運用実績

今月の結論

  • 8月末の運用資産:4,119万円(前月末比 +約127万円 / +3.2%
  • 目標4,125万円を 下回ったあと約6万円
  • 増えた約127万円のうち、外から入れたのは10万円でした

2026年8月末の運用資産は 41,193,206円(4,119万円) でした。目標の4,125万円へは、2026年8月14日に一度到達しています。問題は、そこに居続けられるかどうかです。

その最初の1ヶ月が、この8月でした。答えは下回ったです。あと約6万円。

ただ、この記事で書きたいのは「あと6万円だった」ではありません。増えた127万円の中身のほうです。


1. 今月の結果:目標水準を下回った

項目数値
8月末41,193,206円(4,119万円)
7月末39,922,562円(3,992万円)
前月比+1,270,644円(+3.2%)
目標4,125万円との差-56,794円(約6万円)
月末に目標を上回った月0回 / 13ヶ月
運用資産の推移(2025年8月〜2026年8月の月末)と目標4,125万円の線。2,914万円から4,119万円へ増えたが、13ヶ月の月末はいずれも目標に届いていない

1年前の2025年8月末は2,914万円でした。そこから約1,206万円増えて、いまの4,119万円です。

不足の6万円は、この記録の中では小さい

先に、この6万円をどれくらいの大きさとして扱うかを決めておきます。

手元には前月比が12回ぶんあります。いちばん減った月が約102万円のマイナス(2026年3月)、いちばん増えた月が約352万円のプラス(2026年4月)。減った月は12回のうち3回でした。1ヶ月で動く額は、増減どちらでもおよそ116万円です(中央値)。

この6万円は、今月動いた127万円の4%ほどにあたります。

つまり「あと6万円」は、私の月々の値動きの中では、 わざわざ理由を探すほどの幅ではありません。 ほんのささいな値動きで変わるものです。

下回っている間、何をしたか

何もしていません。

売っていませんし、買い増してもいません。8月に自分の意思で動かしたのは、月初に決めてある積立だけです。

到達した後に割り込むのは、気分の良い出来事ではありません。ただ、ここで買い増していたら、それは 相場を見て動いたということ になります。それは運用ルールを無視しているだけです。


2. 内訳:新NISA・特定口座・現金がそれぞれどう動いたか

週次には書けない分解です。 総額の増減を口座別に割り、それぞれ自分の入金と相場の効きに分けます。

口座8月末前月比うち入金うち相場
新NISA14,426,920円+848,622円+300,000円+548,622円
特定口座20,701,101円+620,673円0円+620,673円
現金(運用現金)6,065,185円-198,651円-200,000円+1,349円
合計41,193,206円+1,270,644円+100,000円+1,170,644円

8月に新NISAへ入れたのは30万円です。内訳は、つみたて投資枠に10万円(クレジットカード)、成長投資枠に20万円。 この20万円は、証券口座の中に置いてあった運用現金から出しました。 現金の行が20万円減っているのがそれです。

8月に外から新しく増えたのは、クレジットカードで払った 10万円だけ でした。

では、127万円はどこから来たのか

相場です。 増加のうち約117万円、 全体のおよそ92% が値上がりぶんでした。

  • 特定口座(+約62万円):買付は1円もしていません。 増えたぶんはすべて相場です。 ほったらかし口座が、いちばん増えました
  • 新NISA(+約85万円): うち30万円が買付、残りの約55万円が相場です。ただしその30万円のうち20万円は、上に書いたとおり現金からの移し替えです
  • 現金:+1,349円(利息などの端数)

つまり8月の増加は、ほとんど私の行動と関係ないところで起きています。 その相場に何が起きていたかは、3章で見ます。

中身はS&P500とNASDAQ100だけ

そもそも何が相場に晒されているのかですが、 S&P500とNASDAQ100です。 投資に回している3,513万円の中身は、この2本だけです。

  • S&P500:約2,509万円(特定口座 約2,070万円+NISAつみたて投資枠 約439万円)
  • NASDAQ100:約1,004万円(NISA成長投資枠。投資信託 約729万円+米国株ETFのQQQ 約275万円=17,194ドル)

割合にすると、S&P500がおよそ7割、NASDAQ100がおよそ3割です。8月に入れた20万円は、成長投資枠のNASDAQ100(SBI NASDAQ100)へ回しました。3章で見るS&P500の動きが効くのは、このうち2,509万円のほうです。

新NISAに900万円を入れた時点までの累計リターンは、こちらにまとめてあります。
新NISAに900万円投資した全記録


3. 8月の相場に何が起きていたか

S&P500は7月末の7,489.72から7,711.76へ+2.96%。2章の相場ぶん117万円は、ほぼこの3%から来ています。ただし月の中身は一本調子ではありませんでした(以下の材料はAI調べ)。

  • 月初:FOMCがタカ派に受け取られて崩れ、決算で戻した。 政策金利は3.50〜3.75%で据え置きでしたが、票決は9対3で3人が利上げを主張。米10年債利回りは4.67%超まで上がりました。売られたあと、マイクロソフト(約+3%)とアマゾン(+15%)の決算が押し戻しています
  • 上旬:決算が続き、弱い経済指標まで買い材料になった。 AIソフトのパランティアが +29.5% 上げるなど、決算がハイテクを押し上げています。7月の雇用統計は非農業部門が -2.3万人(予想+8.0万人)。普通なら悪材料ですが、市場は「利上げの目が消えた」と読んでいます
  • 中旬:インフレ指標が落ち着き、最高値を更新した。 7月のCPIは年率3.4%、PPIは5.5%→4.7%へ減速。8月13日に終値7,798.99をつけています。ただし金曜に7月の小売売上高が-0.6%(予想+0.1%)と外し、押し戻されました
  • 下旬:金利と地政学で反落。 長期金利の上昇、原油高、米国とイランの緊張が重なり、週間ではマイナス。ハイテク寄りのNasdaqのほうが深く売られています
  • 月末:NVIDIA決算で戻し、ジャクソンホールで削られた。 8月26日のNVIDIA決算は売上962億ドル・次期見通し1,080億ドルでいずれも予想超え、翌日の株価は+8.7%。一方28日のWarsh議長の講演はタカ派に受け取られ、市場は9月の利上げ確率を約60%と見るようになりました

並べてみると、 指数を押し上げたのはほぼ決算 でした(マイクロソフト・アマゾン・パランティア・NVIDIA)。 下げの理由のほうは毎回違います。 FOMC、小売売上高、金利と地政学、ジャクソンホール。

ドル円は160.74円から159.80円で、 -0.6% とほとんど動いていません。 8月の増加は、為替ではなく株価の上げがそのまま出た形 です。

なお、週次の5本すべてに「この動きを事前に当てにいく自信はない」と書いています。 では、実際に当てにいかずに済んだのか。 次の節で照合します。


4. 書いたとおりに動けたか

守るべきものが2つあります。プロフィールに書面化してあるルールと、 毎週の週次に書いた「来週の運用方針」 です。どちらも8月の記録と突き合わせます。

書面のルールは3つ。 新NISAへ毎月30万円は実行しました (つみたて枠10万円のクレカ積立+成長枠20万円のSBI NASDAQ100)。 値頃感での買い増しは発動していません。リバランスは年1回と決めているので対象外 です(今年は12月末)。動いたのは1つだけでした。

週次のほうは、毎週末に「来週こうする」と書いています。

積立買い増し(7,000ptまでの距離)利確・売却
8/01ルール通り実施予定なし(-6.5%)予定なし
8/08実行済み予定なし(-9.8%)予定なし
8/15実行済み予定なし(-10.1%)予定なし
8/22実行済み予定なし(-8.79%)予定なし
8/299月分を月初に実行予定なし(-9.23%)予定なし
実際にやったこと30万円を実行0回0回

5週とも、書いたとおりでした。

意味があるのは、8月が上と下の両方から誘われた月だったことです。8月15日の週は目標に到達した直後で、売れば利益が確定しました。8月22日の週は目標を割り込んでいて、買い足せば届きました。それでも書いてある内容は5週とも「予定なし」のまま変わっていません。

買い増しのルールは、 直近高値から値頃感(2割ほど)が出たら、NISAの成長投資枠を一気に使い切る。 直近高値は8月13日の7,798.99で、その2割下は 6,239ポイント です。表で見張っている 7,000ポイント は、そのさらに手前に置いてある強いレジサポラインになります。8月末は7,711.76で、 どちらにも届いていません。 いちばん近かったのが月初の-6.5%で、あとは-9%台から-10%台でした。資産が増える月は、買い場が遠のく月でもあります。

発動しなかったルールは、失敗ではありません。 条件を決めておく目的は、条件が来ていないときに動かないことでもあります。上にも下にも振れた月に、ルールが1つも破られなかったことが重要です。


5. 取り崩しの前提は崩れていないか

到達しても、明日から取り崩せるわけではありません(→ 目標4,125万円に到達した記録)。取り崩しの設計が今月も成り立っているか を確認します。

8月末の資産構成で取り崩し額を計算すると、手取りで月12.7万円でした。取り崩し元の内訳はこうなります。

  • 金融資産(新NISA+特定口座)から:10.0万円
  • 運用現金から:2.7万円

取り崩し戦術の記事では月12.6万円と置いていました。8月末の資産で計算し直しても12.7万円で、置いてある前提はほぼそのままです。

想定している生活費は月18万円。内訳は、国民年金と社会保険を含む固定費が10万円、残りの8万円が飲食費です。差は約5.3万円で、ここは前提が崩れたのではなく、Side-FIREはもともとその差額を働いて埋める設計です。

この12.7万円は、資産が増えれば増え、金融資産と現金の比率が動けば動きます。 毎月同じ計算をして並べれば、働いて埋める5.3万円がどう変わっていくかが見えます。 今月がその1つ目です。

飲食費のほうは、8月の実額が7.2万円でした。想定の8万円に対して8千円下回っています。

ただし、これで月18万円という前提が確かめられたとは書けません。 在職中の1ヶ月ぶんの実額でしかなく、退職後は昼食や通勤の条件が変わります。

現金は14.7%で、決めてある8:2(金融資産:運用現金)より薄いままですが、 リバランスは年1回(12月末) と決めているので今月は動かしません。

前提は崩れていません。


6. 結論

8月にやったことは、積立を実行したことだけです。

  1. 今月の資産:4,119万円(前月比 +3.2%)
  2. 目標4,125万円を 下回った(あと約6万円。月末で数えると、13ヶ月で上回った月は0回)
  3. 来月に持ち越す論点:目標資産額の維持率

3つ目について書いておきます。到達するまでは「あと何円か」を数えていましたが、到達したあとに数えるべきなのは上回っていられた月の割合です。1章の表の最終行がそれで、いまのところ 13ヶ月で0回。9月から、この数字を毎月更新していきます。

8月の相場は117万円を置いていきました。私がやったのは、10万円を入れ、決めてある30万円を買い、5週とも書いたとおりにしたことです。金額の大きさを決めるのは相場ですが、記録として残せるのは後ろの3つだけです。


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■注意

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ではまた!!

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