月の途中で資産の最高値を更新、月末は43万円届きませんでした|4,125万円を維持できたか【2026年10月】

月次運用実績

この記事では、証券口座にある運用資産(新NISA・特定口座・運用現金)の10月末の残高を、9月末と比べます。目標の4,125万円を月末に上回れたか、増減を決めたのが自分の入金か相場か、そして10月の下げがこれまでの記録の中でどのくらいの大きさだったか、この3つを見ていきます。

今月の結論

  • 10月末の運用資産:4,082万円(前月末比 約-15万円 / -0.4%)
  • 目標4,125万円を 下回った(あと約43万円。月末で下回るのは3ヶ月連続)
  • 9月とは逆に、S&P500側が増えて NASDAQ100側が約40万円減りました

2026年10月末の運用資産は 40,824,855円(4,082万円) でした。

10月10日の週次では4,167万円で、資産の最高値を更新し、目標も42万円ほど上回っていました。そこからAI関連株が売られた2週間で131万円減り、月末で数えると3ヶ月続けて届いていません。

10月も30万円を買い付け、そのうち新しく入金したのは10万円です。それでも資産は15万円減りました。9月は「S&P500が下げてNASDAQ100が上げた月」でしたが、10月はちょうどその逆です。口座別・指数別に分けて確認します。


1. 今月の結果:目標水準を下回った

項目数値
10月末40,824,855円(4,082万円)
9月末40,979,245円(4,098万円)
前月比-154,390円(-0.4%)
目標4,125万円との差-425,145円(約43万円)
月末に目標を上回った月0回 / 15ヶ月
運用資産の推移(2025年8月〜2026年10月の月末)と目標4,125万円の線。2,914万円から4,082万円へ増えたが、15ヶ月の月末はいずれも目標に届いていない

記録を始めた2025年8月末は2,914万円でした。そこから 約1,169万円 増えて、いまの4,082万円です。

不足の43万円は、1ヶ月の値動きの4割ほど

1ヶ月で動く額は、増減どちらでも およそ107万円(中央値)です。不足の43万円は、その 4割ほど にあたります(前月比14回ぶんのデータ)。

9月の不足(約27万円)より広がりましたが、ふつうの1ヶ月の値動きで埋まる幅に収まっています。

10月の前月比は-15万円で、減った月は14回のうち5回になりました。減った5回のうちでは、いちばん小さい減り方 です。

月の途中では、最高値を更新して上回っていた

週次の記録では、10月は次のように動いています。

  • 10月3日:4,119万円(目標まで約6万円)
  • 10月10日:4,167万円(約42万円上回った。資産の最高値で、月内の最高)
  • 10月17日:4,124.8万円(目標まであと1,673円)
  • 10月24日:4,036万円(約89万円。月内の最安)
  • 10月31日:4,082万円(約43万円)

目標の線を週次で越えたのは、これで8月15日、9月26日、10月10日の3回です。3回とも、翌週には下回っています。 上回った幅は8月が32万円、9月が15万円、10月が42万円で、どれも翌週の値動きで消えました。

最高値の週も、2週で131万円減った週も、月初の積立だけ実施してBuy & Holdを続けています。


2. 内訳:新NISA・特定口座・現金がそれぞれどう動いたか

総額の増減を口座別に分解し、それぞれ自分の入金と相場の動きに分けます。

口座10月末前月比うち入金うち相場
新NISA14,689,332円-75,063円+300,000円-375,063円
特定口座20,464,226円+116,439円0円+116,439円
現金(運用現金)5,671,297円-195,766円-200,000円+4,234円
合計40,824,855円-154,390円+100,000円-254,390円

10月も新NISAへ30万円を入れました。20万円は証券口座の運用現金から、成長投資枠でSBI NASDAQ100を買っています。残る10万円はクレジットカード払いで、つみたて投資枠のeMAXIS Slim S&P500です。外から新しく入ったのは10万円だけ で、現金の行の-20万円は口座の中での移し替えです。

現金の行に残る+4,234円は、QQQの分配金と預金の利息です。

15万円減った理由は、NASDAQ100側の約40万円

相場ぶんの-25万円を、指数ごとに分け直すとこうなります(積立で入れた金額は除いています)。

  • S&P500側:約+14万円(特定口座 約+12万円+つみたて投資枠 約+2万円)
  • NASDAQ100側:約-40万円(成長投資枠の投資信託 約-22万円+米国株ETFのQQQ 約-18万円)

9月はS&P500側が約-43万円、NASDAQ100側が約+11万円でした。向きがそっくり入れ替わっています。 QQQはドル建ての評価額で約6%下げました。

私の投資性資産3,515万円は、S&P500がおよそ7割、NASDAQ100がおよそ3割です。9月は7割の側が下げて減り、10月は3割の側が大きく下げて減りました。3割しか持っていない側でも、4%近く下げれば7割の側の上げを打ち消します。

新NISAだけの累計リターンは、こちらにまとめてあります。
→ 新NISAの運用実績と利回り


3. 2026年10月の相場に何が起きていたか

S&P500は9月末の7,670.84から 7,580.07へ-1.2%。ドル円は157.46円から157.61円で、ほぼ横ばい でした。週次の記録でも156円台後半から158円台前半の間に収まっています。9月は月の途中で5円以上動いて資産を揺らしましたが、10月の増減に為替はほとんど関わっていません。

月の中身は、週ごとに見ると次のとおりでした(以下の材料はAI調べ)。

  • 10月3日の週:金利の上昇を、弱い雇用統計が打ち消した。 10月1日に米10年債利回りが一時5.3%台と2002年以来の水準まで上がり、原油も102ドル台へ。2日の9月雇用統計は雇用者数が予想を大きく下回り、利上げ観測が後退してハイテク株が買い戻されました。S&P500は週で-0.27%です
  • 10月10日の週:S&P500が史上最高値を更新した。 6日の終値は7,818.93と、8月以来の最高値です。7日・8日は長期金利の上昇と原油高で続落しましたが、9日に戻しました。週で+1.15%
  • 10月17日の週:物価の加速と、AI投資への懸念が重なった。 14日の9月CPIは前年比3.7%と8月から加速し、16日には半導体株を筆頭にハイテク株へ売りが出ました。AI向けの投資がいつまで続くのかという懸念が出ています。週で-1.95%
  • 10月24日の週:懸念が決算の数字になった。 22日、メタが四半期で初めてフリーキャッシュフローの赤字を出し、AI設備投資の負担が嫌われて株価は7%下落。NASDAQ総合指数の下げは2.6%でした。原油は113ドル台まで上がっています。週で-0.47%
  • 10月31日の週:大型ハイテク株の決算で、月末に大きく下げた。 28日のFOMCは金利を据え置きましたが、12月の利上げは8割ほど織り込まれています。29日にアルファベットが-12.64%、30日にはインテルの急落なども加わって、S&P500は1日で1.82%下げ、NASDAQ総合指数の下げは2.86%に達しました。週で-0.57%

並べてみると、前半の2週は金利・原油・雇用が材料の中心で、AI関連株の売りが出てきたのは後半の3週 でした(17日の週は物価指標と重なっています)。8月は決算、9月は金利が中心だったのに対し、10月の後半はAI投資への疑いが相場を動かしています。

私の資産では、それがNASDAQ100側の-40万円として出ました。AI・半導体の比重が大きいNASDAQ100のほうが、S&P500より強く売られた形です。


4. インデックス運用実績の振り返り:10月の下げは何番目の大きさか

10月は、10日の最高値から24日までの2週間で、資産が約131万円減りました。インデックス投資を続けていれば、こうした下げは何度も来ます。今回の下げがどのくらいよくある大きさなのかを、週次の記録(2025年8月からの63週)で振り返ります。

数えたのは、総資産が高値から1%を超えて下げ、その高値を取り戻すまでを1回とした下げです。総資産には毎月の入金が入っているので、相場だけで見た下げより少し小さく出ます。

高値をつけた週高値からの下げ高値を取り戻すまで
2026年1月17日-4.7%(約165万円)12週(4月11日)
2026年8月15日-4.6%(約189万円)8週(10月10日)
2026年10月10日-3.1%(約131万円)まだ取り戻していない
ほかの5回-1.7〜-2.7%(約54万〜100万円)2〜5週

10月の下げは、63週のうち3番目の大きさ

1%を超える下げは、10月で8回目です。今回の-3.1%は、率でも金額でも3番目にあたります。

並べてみると、1%を超える下げは2ヶ月に1回ほど、そのうち3%を超える下げもこの1年2ヶ月で3回 来ています。4,000万円規模の資産だと、3%の下げは120万円を超えます。

一方で、前の7回はすべて高値を取り戻しています。安値から数えると1〜4週、高値から数えると長くて12週でした。

下げた局面で、私がしたこと

記録を始めてから、特定口座は一度も売っていません。2026年に入ってからは値頃感での買い増しも発動しておらず、続けているのは新NISAへの毎月30万円の積立だけです。10月も、週次5本に書いた方針のとおり、積立のほかは買っても売ってもいません。

下げた週に売らずに済んでいるのは、気持ちが強いからではありません。その理由は、下記の記事にまとめています。

-> インデックス投資の暴落時の心構え|下落時に売らずに持ち続ける2つのポイント

過去には、もっと大きな下げがあった

この63週の記録だけを見ると、インデックス投資の下げは小さく見えます。ですが、記録を始める前には、桁の違う下げを経験しています。

  • 2020年のコロナショック: S&P500は1ヶ月余り(23営業日)で約34%下落しました。私はCFDでレバレッジをかけていたため、持ち続けることができずに強制決済され、年間で393万円の損失を出しています。現物なら、半年ほどで元の水準に戻った下げでした
  • 2022年: 年間の下落率は、S&P500が約19%、NASDAQ100が約33%でした(ドル建て・AI調べ)。この年は積立を止めず、年末の資産は1,125万円と、前年末を125万円ほど上回っています
  • 2025年4月(トランプショック): 値頃感で買い増すルールが実際に発動し、成長投資枠を使いました

-> CFDの失敗談|コロナショックのロスカットで-393万円、資産が半分以下に

振り返りから言えること

この1年2ヶ月で、私の資産の下げは最大でも-4.7%でした。S&P500そのものでも、最大の下げは1月から3月にかけての-8.6%です。コロナショックや2022年のような下げが来なかった期間 の記録だということは、はっきり言っておきます。将来的に大きな暴落を必ず受けるという心構えが必要です。

仮にいまの資産4,082万円が、コロナショックと同じ34%下げたとすると、約1,400万円減ります(全資産が同じ率で下がると仮定した試算です)。現金を除いて、株式だけが下がると考えても1,200万円ほどです。

大きな下げが来ても売らずにいられるかは、気持ちより持ち方で決まると考えています。生活費の出どころが株だけだと、安いところで売るしかなくなります。運用資産のうち567万円を現金にしてあるのは、それを避けるためです。取り崩しが始まれば、この現金の重みはもっと増します(次の章で確認します)。

インデックス投資を選んだ理由と、下げを受け入れる前提は、こちらに書いています。

-> 会社員の私がインデックス投資を選んだ3つの理由と注意点


5. 取り崩しの前提は崩れていないか

到達しても、明日から取り崩せるわけではありません(→ 目標4,125万円に到達した記録)。取り崩しの設計が今月も成り立っているか を確認します。

10月末の資産構成で取り崩し額を計算すると、手取りで月12.6万円 でした(9月も12.6万円)。

  • 金融資産(新NISA+特定口座)から:99,394円
  • 運用現金から:26,843円

計算は取り崩し戦術の記事の付録の式どおりです。現金が2割になるよう特定口座を売ったと仮定し、そのうえで4%ルールの取り崩し額を出しています。記事で置いている月12万円という前提は、10月もそのまま です。

想定している生活費は 月18万円(国民年金と社会保険を含む固定費10万円+飲食費8万円)です。差の 約5.4万円 は、Side-FIREでは働いて埋める前提にしています。

飲食費のほうは、10月の実額が8.2万円 で、想定の8万円をわずかに上回りました。8月7.2万円・9月7.8万円と合わせた3ヶ月の平均は約7.7万円です。在職中の実額なので、これで月18万円の前提が確かめられたわけではありません。

現金は13.9%で、9月(14.3%)よりさらに薄くなりました。決めてある8:2(金融資産:運用現金)まで戻すのは、年1回のリバランス(12月末) です。今月は動かしません。

前提は崩れていません。


6. 結論

10月にやったことも、積立を実行したことだけです。

  1. 今月の資産:4,082万円(前月比 -0.4%)
  2. 目標4,125万円を 下回った(あと約43万円。月末で数えると、15ヶ月で上回った月は0回)
  3. 来月に持ち越す論点:月末の資産で、初めて目標を上回れるか

9月はS&P500側が、10月はNASDAQ100側が資産を引き下げました。2つの指数を7対3で持っていると、片方が崩れた月にもう片方が支えます。それでも2ヶ月続けて少しずつ減ったのは、相場がそういう2ヶ月だったからです。私の側で決めた行動は、2ヶ月とも宣言どおりに揃えられました。


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