この記事は、SBI証券の口座残高を毎週記録しているものです。今週は資産が今年いちばん大きく減り、4,000万円を割り込みました。その週に、私は値頃感で買い増しをしています。何をいくら買ったのか、買い増しの目安にしていた7,000ポイントの手前でなぜ動いたのかを、運用ルールに照らして見ていきます。
今週の結論
- 総資産:38,952,314円(3,895万円) / 前週比 -1,872,541円(-4.59%)。今年いちばん大きい減少です
- 買い増し:S&P500が今年いちばん大きく下げた週(週で-2.7%)に、値頃感でQQQ 3株(約31万円)とNASDAQ100の投資信託6.3万円 を、NISA成長投資枠で買いました
- 目標4,125万円:下回っています(あと229.8万円・4週連続)
- 来週の方針:今年の成長投資枠の残りを使い切り、あとはルール通り積立継続

2026-11-07(土)時点の運用資産は 38,952,314円(3,895万円)、前週末(2026-10-31)から -1,872,541円(-4.59%) の 下落 でした。
今週はクレジットカードでの積立10万円が入っているので、評価額だけで見ると およそ197万円の減少 です。買い増しに使った約31万円は、口座の現金がQQQに移っただけなので、総資産は変わりません。
1. 今週の資産額
1-1. 数値サマリ
| 項目 | 数値 | 補足 |
|---|---|---|
| 今週末(2026-11-07) | 38,952,314円(3,895万円) | — |
| 前週末(2026-10-31) | 40,824,855円(4,082万円) | — |
| 前週比 | -1,872,541円(-4.59%) | 下落 |
| うち証券口座の外から入ったお金 | +100,000円 | クレジットカード積立(つみたて投資枠) |
| 年初来(2026-01-10 比) | +4,461,541円(+12.94%) | 同期間のS&P500は+5.89% |
| 記録開始(2025-08-16 比) | +9,804,881円(+33.64%) | 今週が64回目の記録 |
| 目標 4,125万円との差 | -2,297,686円(約-229.8万円) | 下回っている・4週連続 |
1-2. 推移グラフ(直近5週・棒グラフ)

- 今週の動き:前週から -187.3万円。2026年に入ってからの44週で、いちばん大きい減少額です(これまでは10月24日の-88.4万円)
- 直近5週のレンジ:安値 3,895万円(2026-11-07) / 高値 4,167万円(2026-10-10)
- ひとことコメント:4,000万円を下回るのは9月12日以来で、6月27日以来の低さです。今年の最高値をつけた10月10日からは、4週で -272万円(-6.5%) になりました
1-3. 7,000ポイントの手前で、値頃感で買い増しました
今週の主題は、この下げの中で私がした買い増しです。中身は次の2つで、どちらもNASDAQ100に連動するものを、NISAの成長投資枠で買っています。
| 日付(日本時間) | 買ったもの | 金額 | 状態 |
|---|---|---|---|
| 11月6日 05:24 注文 | QQQ(NASDAQ100のETF)3株・成行 | 1,957.50ドル(約31万円)。1株652.50ドル | 約定済み |
| 11月6日 注文 | SBI・NASDAQ100インデックス・ファンド | 63,000円 | 注文済み。約定は11月9日の予定 |
QQQを注文した11月6日の朝5時台は、米国では木曜日の取引時間中です。S&P500が1日で約4.4%下げた日で、約定した1株652.50ドルは、先週末のQQQ(690.49ドル)より 5.5%ほど安い値段 でした。
きっかけは、今月の成長投資枠の積立にたまたま失敗したことです。そのため、今年の成長投資枠が 40万円 残っていました。
先週の記事では「買い増しは、S&P500が7,000ポイントに近づいたら検討する」と書きました。今週のS&P500は7,376.86で、7,000まではまだ5%ほどあります。それでも買ったのは、私の買い増しのルールが「値頃感で買い増す」だから です。7,000ポイントは目安であって、そこまで待つ条件ではありません。今年の残り40万円を今の値段で入れるのは問題ないと判断して、この下げの中で入れました。
この記事の時点で、NISAの成長投資枠の残りは 26,208円 です。投資信託に6.3万円しか入れられなかった理由は3-3で説明します。この残りも今日か明日に注文して、今年の成長投資枠は使い切ります。
💡では、今週の市場全体(S&P500)はどう動いたのか。チャートから見ていきます。
2. S&P500チャート考察
2-1. S&P500チャート(週足)

出典:https://jp.tradingview.com/ (取得日:2026-11-07)
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 今週終値 | 7,376.86 |
| 前週終値 | 7,580.07 |
| 前週比 | -203.21(-2.68%) |
| 年初来 | +5.89% |
週で-2.68%は、私が記録している2026年の44週の中で、いちばん大きい下げです。
先週は「8月から続いた7,600〜7,800のレンジの下限に来たところ」と書きました。今週の終値7,376.86は、そのレンジをはっきり下回っています。週末の終値でこれより低いのは6月27日(7,354.03)が最後で、今年の最高値をつけた10月10日の週からは -5.6% です。
2-2. 今週の動きと材料
- 今週の動き:水曜日までは上げましたが、木曜日に約-4.4%と大きく下げ、金曜日に+0.31%と少し戻して、週では-2.68%でした
- 主な材料①(AI調べ):11月3日(火)の米国の中間選挙は、民主党が大きく勝ちました。 翌4日(水)は株が買われ、ダウは1日でおよそ1,500ドル上げています
- 主な材料②(AI調べ):11月5日(木)、S&P500は-4.36%、NASDAQ総合指数は-5.52%と急落しました。 3指数とも2025年4月以来の大きな下げで、NASDAQ総合指数は10月の最高値から10%以上下がり、「調整局面」に入りました。民主党が議会を握ることで、AIのデータセンター建設に規制がかかるという懸念が広がり、半導体株の指数は1日で-12%を超え、エヌビディアも約-9%下げています
- 主な材料③(AI調べ):11月6日(金)の10月の雇用統計は、就業者数が+16.5万人、失業率は4.1%と、予想より強い結果でした。 この日は半導体株が買い戻され、S&P500は+0.31%、NASDAQ総合指数は+1.09%で引けています
- ひとことコメント:先週はAI関連の決算をきっかけに売られ、今週は選挙の結果をきっかけに、AI・半導体株がもう一段売られた形です
出典:Fox Business(2026/11/5)、Yahoo Finance(2026/11/5)、CNBC(2026/11/6)
2-3. 来週の注目ポイント
- 注目①(AI調べ):11月10日(火)の10月の米国消費者物価指数(CPI)。 事前の予想では前年比+3.9%と、前回の+3.7%から上がる見込みです(FactSet、CNBC経由)
- 注目②(AI調べ):11月12日(木)のアプライド・マテリアルズの決算と、13日(金)の生産者物価指数(PPI)。 今週売られた半導体関連の決算がどう受け止められるか
- 自分のスタンス:今年の成長投資枠は使い切るので、NISAでの買い増しは今年はこれで終わり です。7,000ポイントまでは-5.11%で、先週の-7.65%より近づいています
💡今週の買い増しが、ポートフォリオのどこに入ったかを次のセクションで見ます。
3. 資産の内訳詳細(米国株 / 投資信託 / 現金)
3-1. 内訳サマリ
| 区分 | 評価額 | 構成比 | 前週比 | 年初来(2026-01-10 比) |
|---|---|---|---|---|
| 米国株 ETF | 2,796,265円 | 7.2% | +184,390円(+7.06%) | +429,784円(+18.16%) |
| 投資信託 | 30,793,739円 | 79.1% | -1,747,944円(-5.37%) | +4,565,551円(+17.41%) |
| 現金 | 5,362,310円 | 13.8% | -308,987円(-5.45%) | -533,794円(-9.05%) |
| 合計 | 38,952,314円 | 100.0% | -1,872,541円(-4.59%) | +4,461,541円(+12.94%) |
※年初来の列は、値上がりだけの数字ではなく、積立買付分を含みます


3-2. 今週の内訳の動き
- 米国株 ETF:+184,390円(+7.06%)。QQQは 24株から27株 になりました。増えたのは買い増しのためで、値段そのものは下がっています
- 投資信託:-1,747,944円(-5.37%)。つみたて投資枠の10万円(eMAXIS Slim S&P500)は予定どおり入りました。それを除くと、評価額は約185万円減っています
- 現金:-308,987円。QQQの買い増し代金です。投資信託の注文63,000円は、約定が来週なので、今週の数字には入っていません
米国株ETFは中身がQQQ 1銘柄なので、株価と為替に分けて見られます。
- QQQのドル建ての値段:690.49ドル → 656.10ドル(-4.98%)
- ドル円:157.61円 → 157.85円(+0.15%)
もし買い増しをしていなければ、ETFは24株のままで、前週比は およそ-12.6万円 だった計算です(推計です)。
3-3. 今週のコメント
- 今週特に動いた区分:投資信託(-174.8万円)。総資産の8割を占めるので、減少のほとんどがここから出ています
- 積立の手応え:7月から成長投資枠で積み立てているSBI NASDAQ100は、買付80万円に対して評価が71.4万円で、含み損-86,485円(-10.81%) です。今月分の積立20万円はたまたま失敗しましたが、来週約定する6.3万円がこのファンドに入ります
- キャッシュ運用のメモ:現金は 536万円(13.8%)になりました。QQQの代金が現金から出たためです
投資信託に63,000円しか入れられなかったのは、SBI証券のNISA枠の仕組み によるものです。SBI証券のヘルプには、外国株は約定したあとも、その日の為替レートが確定するまでは、実際の代金に会社所定の掛目をかけた多めの金額でNISA枠が押さえられる、と書かれています(円貨決済・外貨決済とも)。為替が確定すると、多めに押さえていた分は戻ります。
今回はQQQを買った当日に投資信託を注文したので、まだ多めに押さえられた状態の枠しか使えませんでした。為替が確定したあとに戻ってきたのが、いま残っている26,208円です。年末に米国株と投資信託でNISA枠を使い切ろうとするときは、同じ日にぴったり使い切るのは難しい と覚えておくと、慌てずに済みます。
出典:SBI証券ヘルプ「NISA投資可能枠」(2026-11-07確認)
1週間で100万円以上上げることもあれば、逆に100万円以上下げることもあります。今週の下げは暴落でも何でもなく、ただの日常です。
💡この内訳を踏まえ、来週の動き方を整理します。
4. 来週の運用方針
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 積立 | つみたて投資枠の10万円は ルール通り継続。成長投資枠は今年の枠を使い切るため、12月の成長投資枠の積立はありません |
| 買い増し | 成長投資枠の残り 26,208円 を今日か明日に注文して、今年の枠を使い切ります。それ以外の買い増しは予定なし |
| 利確・売却 | 予定なし。今年いちばん大きい下げも、売る理由にはなりません |
| キャッシュ比率 | 成り行き(13.8%/536万円) |
| その他 | 目標4,125万円を 下回っています(あと229.8万円・4週連続)。次に上回った週から、また1週目として数えます |
✅ 判断ルール:買い増しは値頃感で判断します。目安の数字に届くのを待つのではなく、決めた枠の範囲で動きます
5. まとめ
- 今週の資産:3,895万円(前週比 -4.59% / -187.3万円)。2026年でいちばん大きい減少で、4,000万円を割り込みました
- S&P500は -2.68% で、これも今年いちばん大きい下げです。中間選挙の結果をきっかけに、AI・半導体株が大きく売られました
- その下げの中で、値頃感でQQQ 3株(約31万円)と、NASDAQ100の投資信託6.3万円を買い増しました。今月の成長投資枠の積立にたまたま失敗し、今年の枠が40万円残っていたためです
- 買い増しの目安にしていた7,000ポイントには届いていません。ただ、7,000は目安で、待つ条件ではありません。今年の残り枠を今の値段で入れるのは問題ないと判断しました
- 目標4,125万円まではあと229.8万円で、4週続けて下回っています
資産が200万円近く減った週ですが、やったことは、決めてある枠の中で値頃感の買い増しをしただけです。残りの枠を使い切ったら、あとはいつもどおり記録を取って、決めた日に積み立てていきます。
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